日系人を装って不法在留したとして入管難民法違反の疑いで警視庁などに逮捕、起訴されたフィリピン人らが、現地に住むブローカーのフィリピン人の女(48)について、「公用旅券を持っていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁などは、女が公用旅券を悪用して頻繁に日比両国を行き来し、不法在留を手引きしていた疑いが強まったとして17日、女が住む現地に捜査員を派遣した。
公用旅券は公的機関の職員などが公務で渡航する際に使用する特殊な旅券で、警視庁などが女の渡航歴を調べたところ、約5年前から、数十回にわたって来日していることが判明。1回あたりの滞在期間は数日間から1年以上とさまざまだったが、昨年1月ごろに日本を出国。現在は比国内に潜伏しているとみられる。
捜査関係者によると、逮捕された複数のフィリピン人がブローカーとして女の名前を挙げ、「女は公用旅券を持っていた。女は『日本のフィリピン大使館で働いている』と言っていた」と証言したという。フィリピン人らは、報酬として1人あたり約200万円を支払っていた。
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